内向型の逆襲

念のため言っておきますが、ブログ名がとてつもなくダサいことは認識していますよ

【初心者向け】スプラトゥーン3を新しく始める人に知っておいてほしいこと

マルチプレイは苦手ですが、せっかくなのでスプラ3の発売を機に遊んでみることにしました。やってみてわかったことを記事にするのは楽しいし、やってみないとわからないことがたくさんあるからね。

 

ヒーローモード(オフラインのソロモード)だけでも5000円の価値はあると信じて購入しました。

 

今回は、超初心者の方々に向けての注意点をいくつか挙げておきます。

上級者の方々にとっては、「そんなのアタリマエ」のことしか買いてないと思いますが、確認を兼ねて最後まで読んでいただければ幸いです。

 

2からのセーブデータの引き継ぎで「やめとく」を選ぶと、二度とデータを引き継げない問題が公式から注意喚起されていますが、3から始める人には関係ないと思うので今回は割愛します。

 

tonycat.hatenablog.com

 

tonycat.hatenablog.com

 

スプラファンがスプラを絶賛する記事ではないことを、最初に知っておいてもらえると幸いです。初心者の自分が知りたかったことを実際にプレイして調べた記事です。

 

初心者にありがちな疑問

・おすそ分けで対戦プレイできるの?

できません。遊びたい人数分の本体とソフトが必要です。

子供と一緒に遊びたいなら、子供の人数分本体とソフトが要ります。

 

家族8人でナワバリバトルを遊ぶのにいくら必要なのか?

試しに計算してみました。

 

スイッチ本体(通常)32978円 x8

スプラトゥーン3(パッケージ版)6578円 x8

純正プロコン 7678円 x8

 

263824 + 52624 + 61424 = 377,872円

 

頑張って稼ぐか・・・

 

・完全オフラインで遊べるの?

遊べます。ヒーローモードというソロモードが用意されていて、ネット接続も不要です。ただし、ブキヤに行ったりするとかなり強い口調でネット接続を促されます・・・

 

今、検証している最中なのでボリュームがどれくらいとお伝えすることはできませんが、完全初心者であれば、10時間以上は遊べるボリュームです。サイト2のボス、強すぎ。倒すのに2時間くらいかかりました。

 

モアイ像を塗るだけの簡単なお仕事です。

 

初回では5:28だったクリア時間も・・・2分近く短縮されています。こういうやり込み要素は大歓迎。

 

ナワバリバトルやサーモンランなどのそれ以外の要素を遊ぶ場合は、スイッチオンラインへの加入が必要です。※友達と集まってオフラインでしか遊ばない場合は不要

 

・3から始めても大丈夫なのか?

大丈夫です。ストーリーよりもアクションに重きが置かれているゲームなので、前作を遊んでいないから理解できないという要素はあまりなさそう。

ただし、マルチプレイは熟練者との圧倒的な格差があるのでご用心。

 

・アクション下手でも楽しめるのか?

ソロモードなら問題ありませんが、マルチはやられてばかりで楽しくないと思います。アクションの腕前を競うゲームなので、苦手意識のある人はやめたほうが良いです。

 

・初心者が足を踏み入れていい世界なのか?

僕も初心者ですが、ヒーローモードだけで楽しめているので、今ところマルチはやらないつもりです。ソロモードを遊びきってそれでも遊び足りないならやるかもしれません。

 

・スイッチライトでのプレイ感はどう?

画面とコントローラーが一体になっているスイッチライトは、ジャイロ操作メインのゲームには向きません。遊べなくはないですが、重いので疲れます。TVモードやテーブルモードを強くオススメします。

 

・3D酔いはどう?

僕は3D酔いするタイプの人間ですが、自分でプレイする分には大丈夫でした。下手なのでジャイロをブンブン移動させないってものありますが・・・

ナワバリバトルを本気でやる人の動画などはかなり酔いますね。

あと画面に目が近くなる携帯モードは酔いやすいかもしれません。

 

・スプラをソロで遊んで何が楽しいの?

他人とキャッキャしてこそゲームという人は楽しくないかもしれません。

自分はけっこう楽しめてますよ。一人で遊ぶ分には、雑魚イカとか初心者狩りとか晒しとか戦犯とか民度が低いとかの要素とは無縁ですし。

 

ダウンロード版でありがちな疑問

・外で友達と遊びたいんだけど、ソフトが起動しないのはなぜ?

スイッチを2台以上持っている方は、「いつもあそぶ本体」と「そうでない本体」を設定されていると思います。

 

自分のアカウントであっても、ダウンロード版を「そうでない本体」で遊ぶ場合には、インターネット接続(ネットでの確認)が必要です。ソフトそのものが起動しないので、ソロモードやオフライン対戦も遊べません。

 

ネット環境のない友達の家で、本体を持ち寄ってスプラを遊ぶ場合、「そうでない本体」を持っていってしまうと、自分だけ遊べないという悲劇が発生します。

 

2 自宅で家族と遊びたいんだけど、ソフトが起動しないのはなぜ?

ダウンロード版の場合、「いつもあそぶ本体」と「そうでない本体」での同時起動はできません。これは他のゲームでも同じ。1本のソフトを2つの本体で同時には起動できないようになっています。

 

お父さんがお父さんのアカウントで買ったDL版スプラ3を、子供が子供のアカウントで遊ぶことは可能です。ただし、同時プレイはできません。

 

こういうケースは注意が必要です。

例えば、リビングでお父さんのアカウントで子供がスプラ3を遊んでいるとしましょう。書斎にこもってお父さんがDL版ベヨネッタ3を始めたら、子供は遊べなくなります。強制終了します。

 

スイッチを買ったばかりの人は、こちらのページで「いつも遊ぶ本体」について。勉強することをオススメします。

 

www.nintendo.co.jp

 

さいごに

初心者が初心者なりに、自分がわからなかったこと、知りたかったことをまとめてみましたが、何かの役に立っていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ソフトはついていませんので、くれぐれもご用心ください。

ブレワイ続編モデル出してくれたら嬉しい。

 

 

スプラの特需でしばらくはプロコンはアマゾンでは買えませんね。

家電量販店で見つけたら、買いです。

【200時間やり込みレビュー】ゼノブレイド3よ、ありがとう!わずか1ヶ月で200時間を超えたゲームは初めてです

85時間でストーリークリアして以来、130時間ほどひたすらやり込み要素をやり続けてきたゼノブレイド3ですが、ここらで一息つきたいと思います。総プレイ時間は215時間超え、さすがにこれだけやると遊びきった感がありますね。

 

あれだけ会うのが楽しみだったユーニも、ボイスのボリュームをオフにするほどになりました。どんな女性でも200時間一緒にいると、そうなりますよね。

 

現在のやり込み具合を報告して、ゼノブレイド3の冒険をひとまず終わりにします。2022年末のDLC追加の前にまた復活する予定です。

 

ネタバレがありますので、ストーリークリア後に読むことをオススメします。

 

tonycat.hatenablog.com

 

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クリア後のやり込み要素のやりこみ具合

コンプリート済み

・全メンバー レベル99

ある意味、最も楽なやり込み要素でした。

 

・全メンバー 全クラスランク20

最も時間のかかるやり込み要素。

最初は選ばれた1人しかヒーローのクラスに転職できないのですが、それ以外のキャラを転職可能にするための、ポイント稼ぎがとにかく大変でした。

また覚醒クエストクリアによる上限解放ですが、少し数が多すぎた印象です。ここにかなりの時間を吸い取られました。

間違いなくこのゲーム最大のやり込み要素はこれでしょうね。

 

・全ノーマルクエストクリア

エスト発生のフラグを立てるのが大変。根気のいる作業でした。

そして足跡を追っていくのは苦痛でした。良い話もチラホラありましたが、没入感は低かったですね。

 

・全てのヒーロークエストクリア

もうほとんどの話を忘れています。こんな時ムービーを見直せるのはありがたい。

 

・全てのヒーロー覚醒クエストクリア

やりこみたい人向けのやりこみ要素なので膨大なボリュームがある。クリアするのが目的な人は安易に手を出さない方がいい。

 

・全コロニーキズナボーナス星5

最後はコレペディア納品ラッシュで達成。探索が圧倒的に楽になるのでシティの星5の「スピードランナー」を先にやったのは正解でしたね。

※調べたらノポンキャラバンのみ★4でしたも

 

・全ウロボロスソウルツリーのコンプリート

これは普通にやっていれば達成できます。

なぜかランツとセナだけコンプまでに必要なソウルポイントが違う。

ランツ+30、セナ+10、ここは全員同じにして欲しかった。すごく気になる・・・

最終的にはSPはかなり余るので、迷っている人は上げたいスキルをガンガン上げていけば良いと思いますね。ヒートゲージ系を優先して取るとウロボロス状態が長くなり、戦闘がかなり楽になります。

 

・全メンバー 武器強化

攻略サイトでは「最強武器の入手」などと書かれていますが、武器を一段階強化できるだけです。

 

対応している武器(ブレイド)は初期クラスの6種類のみ。

・ノア(ソードファイター)

・ミオ(疾風士)

・ランツ(ヘヴィガード)

・セナ(粉砕士)

・ユーニ(メディックガンナー)

・タイオン(戦術士)

 

それ以外のクラスに転職してしまえば、当然強化された武器は使えません。

実質、最強装備というよりも、初期クラスの強化ですね。

オリジンのかけらをそれぞれ20個ずつくらい集めて、7人の刀匠を発見できれば、全武器強化が完了します。かけらはユニークを討伐していれば自然に溜まります。

 

・7人のノポン刀匠探し

辺鄙な場所に住んでいるノポンもいるので大変。

 

・7鉄巨神の遺産探し

素材をランダムで獲得できる「巨神ガチャ」はいまいち恩恵を受けられなかった。

 

・全ユニークモンスター討伐

なかなか近づいてこない飛行型モンスター。その周遊コースを予想し石を投げ、戦闘を始めるのに苦労したのは良い思い出。

 

・アイオニオン最強ユニークモンスター討伐

タキオンスラッシュが火を吹いた。イージーモードでしかやっていないので、なんとも言えませんがとにかく皮膚が硬いヤツが多い。

 

・魂ハッキング完了

FF5でいうところの青魔術師のラーニングみたいなもの。あれも全部集めましたよ。

そのソウルハッカーの全アーツ&スキルを無事習得。ソウルハッカーをメンバーにした状態で、ユニークモンスターを討伐すると「ラーニング」するのですが、数が多いので苦労しました。

 

・ソウルハッカーの全アーツ&スキルの強化

対象となるユニークモンスターを15回倒したり、そのスキルをセットして250体の敵を倒したり、地道な作業が必要。

 

そしてその進捗度を管理するのがさらに大変。スキルをセットする画面に45/100みたいな進捗度が表示されれば良いのですが、セットする画面と管理する画面は全く別のタブ。ここは統合して欲しかった。

 

未達成

・全ロケーションの発見

・ジェムXの作成

・全エーテル回収

・全コンテナ回収

・全投下物資回収

・全骸おくり

 

良かったところ

・ガイダンスがとにかく優秀

エストなどで目的地まで案内してくれるシステムが超優秀。迷わない=快適さなので、長時間遊ぶゲームでは大事です。

 

・死んでいるキャラにも経験値が入る

普通は死んでいるキャラには経験値は入らないのですが、ゼノブレイド3ではきっちりと経験値をゲットできる。敵を倒せさえすれば全員に経験値が入る。全てのRPGでこのシステムを導入してほしい。

 

・戦闘後HPの自動回復

死んでいても復活させてくれるし、HPもオートで満タンになる。こんな親切なRPGは過去になかった。薬草やポーションで回復したり、ザオラルやレイズで蘇生させたり、その手間もRPGの醍醐味の1つではあるが、30年以上それをやるとプレイヤー側も飽きてくる。

自動回復にして、戦闘や探索に時間を割いて欲しい。そんな開発者側の意図が伝わってきました。

 

デスペナルティがない

死んでも最も近いポイントから再開。ロードも挟まないので快適でした。恐れずに強いモンスターに挑戦できます。

 

ただし、探索時にロープスライド(綱渡り)をしている最中に落下した場合は、かなりの距離を戻されることになるので注意が必要です。

 

・メインキャラ6人に不快な要素がない

多人数が登場するJRPGでは、身内にも不快な人物が一人二人いるのが普通ですが、ゼノブレイド3には見当たらなかった。

それぞれのキャラにそれぞれの魅力があり、嫌いになる要素がなかった。これが長く遊べた最大の要因かもしれません。

 

普段クールなヒーローたちも、食堂に近づくと本能に忠実なセリフを喋ってくれて癒されます。

 

「羽が乱れちまったぜぃ」みたいなセリフが好きでした。

 

・オートバトルが優秀すぎる

抜刀したあとは本当に「オートバトル」なので、高みの見物ができる。

いつでも手動に戻せるし、切り替えも一瞬。

ここは本当にポイントが高い。

 

バトルでは、コンピューターが多くの情報を処理してくれていて、人間側の処理が追いつかないんですけどね。

 

悪かったところ

・素材のグラフィックに魅力がなく、集める喜びがない

近くを通過するだけで、取れるという配慮は嬉しいが、素材そのものに愛着が湧かない。素材は素材でしかないので、遊びがなく作業になってしまう。「あまあまういんな」がどんなに美味しそうなのか画像で表現して欲しかった。ブレワイレベルを期待するのは贅沢かな。

 

・物量が多すぎる

かけた時間に対する満足度が低い。個人的にはこの半分で十分満足です。

記憶に残らないクエストはいらないので、その労力を使ってバグを減らしたり、UIを改善したり、アイテムのソート機能を追加してほしかった。

 

・敵モンスターに魅力がない

ヴァッヘ・タオースがどんなフォルムの敵キャラだったか覚えている人いますか?

 

ただ倒されるためだけに存在するエネミーが大半で、フィギュア化されそうな個性的な敵キャラがいない。ゴリラはゴリラでしかないし、恐竜は恐竜でしかない。カピパラやラッコは可愛いけど、あれはキャラというより原型そのまま。

 

ドラクエポケモンが異常なので比較はしませんが、敵モンスターに愛着が湧くことがなかった。ニーアオータマタのような統一感と独自性のある敵は記憶に残るので、そんな路線の敵で統一してもよかった。

 

・なぜメニュー画面からレベル調整をできるようにしなかった?

休憩所にいちいち行くのが面倒。あとレベルの最大化以外は個別でしかできないのも不便。これから遊ぶ人のためにも改善求む。

 

・レベルの上げ下げの解放がクリア後のみ

クラスのランク上げには、レベルの調整は必須。1周しか遊ばない人が大半なわけだし、クリア後だと遅すぎます。

 

・反応が前倒しすぎる

エリートモンスターなどは、敵を倒した瞬間に討伐の演出があるのですが、敵はまだその場に残っているんですね。つまり「この敵のHPを削りきりました」という計算がコンピューター内で終わった瞬間に演出画面を出している。個人的には、そういう演出は敵が消えてからでいいんじゃないかなと思いました。

 

あとフィールドを歩いていると、時々セナが「あれ?あの子やっちゃったねぇ」という言葉を発するのですが、対象のモンスターはその後に必死にアイテムをばらまいている。

 

アイテムをばらまいている姿を見て、「あれ?あの子やっちゃったねぇ」というのが正しい順番なのですが・・・とにかくコンピューターの計算が早すぎて、人間が追いついていきません。

 

タキオンスラッシュの即死の表示が小さすぎる

せっかくの即死要素なので、爽快さを追求してほしかった。FC版ドラクエ4ザラキですら、専用の効果音がありましたよ。敵を瞬殺できるのはゲームの醍醐味なので、もっと大げさな演出でもよかったのでは?

 

・ソウルハックアーツ&スキルの管理が面倒

魂スキル&アーツの強化具合をスキル付け替えの画面で確認したかった。

セット画面と確認画面を、何度も往復して疲れました。

 

ソウルハッカーの強化は、単独の別ゲームと言ってもいいほどのやり込み要素なので、管理しやすいとありがたい。これから遊ぶ人のためにも、今後最も改善してほしいポイントの1つ。

 

・クリア後に仲間になるキャラのBGMがオシャレすぎる

これってルパン三世のオープニング曲?って思うような明らかに戦闘にそぐわないBGMに強烈な違和感を感じた。戦闘にオシャレさはいらないかな。少なくともアイオニオンの世界観に合っていなかった気がします。

 

・ムービーと今装備している装備が違う

今装備している武器とムービーでの武器が違うので違和感がある。

対応したムービーを作るのは不可能なので仕方ないとは思うけど・・・

 

・イベントクエストの受注の手続きが面倒

iマークの情報を探す→指定の場所へ移動→相談する→クエスト発生、この流れの繰り返しに疲弊した。もっとシンプルにできなかったのか。

 

・処理落ちがある

時々音楽がブツブツと途切れたり、ロードが異様に長くなったり、本体に負荷がかかっているのを実感できる。アレはとても不安になります。

 

・二種類のアーツの存在が厄介

丸アイコンのアーツ 時間でたまる ケヴェス軍(ゼノブレイド1)

四角アイコンのアーツ オートアタックでたまる アグヌス軍(ゼノブレイド2)

 

同じ陣営のキャラのアーツは習得してもセットすることができません。

例えばノアを選んでいる場合、エセルやルディのアーツをセットできません。相対する陣営のスキルアーツしかセットできない。なぜこんな複雑な仕様にしたのか、謎です。

 

これを理解し、把握するまでは、「あれ、覚えたはずのアーツがない」「なんでこのアーツセットできないの?」というのを何度も経験します。新しく始めた人は必ずここでつまづくでしょう。

 

ゼノブレイド1では、アーツが時間で溜まっていた。

ゼノブレイド2では、アーツがオートアタックで溜まっていた。

その要素を両方とも入れたから、ゼノブレイド3ではこんな混乱を生む仕様になってしまった。1と2をつなぐ物語と言われてしまえば、確かにそうなんですけどね。

 

もちろんこの仕組みがバトルの面白さを生んでいる側面も多々ありますが、難解さを生み出す原因でもある。200時間やり込んで理解できましたが、初心者向けではないですね。

 

ちなみに現在、ケヴェス軍が12のクラスで、アグヌス軍が13のクラスとなっています。

クラスセレクトの空欄が3個。DLCで追加されるクラスは、ケヴェス側が2つ、アグヌス側が1つ。これで確定ですね。

 

・破綻しているラスボス戦

1回クリアしたあと、メリアかニアをヒーローとしてラスボス戦に連れていくと、ムービーが意味不明になる。今パーティーに参加しているはずなのに、ケヴェスコロニーやアグヌスコロニーでのムービー出演のため瞬間移動する。こんなことになるならラスボス戦には参加不可能という設定でよかったのでは?

 

今後のアップデートに望むこと

・レベルの一括調整とメニュー画面でのレベル調整

ユニークモンスターに挑む前にレベルの調整をやりたいのですが、現状の仕様だとその度に休憩ポイントへ戻ることになります。あと全員同時にレベル60にしたりしたい。個別にやるのは無駄が多すぎます。

 

・ソウルハックリスト画面とスキルセット画面の統合

上にも書きましたが、スキルをセットする画面に強化具合を表示できるようにしてほしい。これだけでものすごく快適になります。

 

・アクセサリー装備の組み合わせを登録させてほしい

お気に入り登録、3つくらいはほしいです。

 

・ソート機能の追加

特にアクセの付け替えは時間がかかるので、絞り込みを楽にしてほしい。

 

・アイテムの預かり所

下位互換品など、ほぼ使わないだろうアクセもあるので、そういうのを預かってもらえる場所がほしい。ソートで不要アクセを表示できないようにする機能があれば解決しますが・・・

 

・ボイスの個別調整

イベントシーンはボイスあり、戦闘シーンはボイスなし。

操作キャラのみボイスあり、それ以外はオフなど。

状況別に個別で調整できると嬉しい。

 

・バグの解消

食べ物効果が反映されないバグの修正はあったのでしょうか?結局食べ物を使わずにやり込み要素をやりきりましたが、2022年9月6日現在、1ヶ月経っても修正の気配なし。おそらく膨大な量なので、うかつに手がつけられないのでしょう。

 

エスト発生のフラグでもあるiマークが表示されないのは、やり込み勢にとってかなりのストレスになるので、早く直して欲しいところ。

 

処理落ちなのか、音声が途切れるのもかなり気になるし、時々異様に長いロード時間が発生するのも不安になる。ゲームの完成度という意味では、ここに関しては評価を下げざるを得ない。

 

 

さいごに

最後のお別れを兼ねて、カンストしたソウルハッカー6人でラスボス戦に臨みました。ムービースキップなしでラスボス戦を終え、エンディングを見終わるまでの時間が1時間弱・・・ラスボス戦は2度目ですが、やはり長さだけが目立つ。

 

1つのソフトを長くプレイしたい人にとっては最高のゲーム体験を提供してくれる一方で、その全ての時間が開発者の想定内で、プレイヤー側の遊びが入る隙が無いのが最大の欠点。義務感、やらされている感が非常に強いです。

 

上限解放にストレスを与えるのが、RPGの真髄なのか?

もっとシンプルでいいんじゃないの?

そんなことを思いながらプレイ時間を重ねていました。

 

クリアだけを目指す多くの人(ライト層)にとっては、ストレスの多いムービーゲームで、クリアしてムービーから解放されたら、やり込み(上限解放)という別のストレスが待っている。とにかく「面白さ」や「達成感」を感じるまでに時間がかかるゲームです。

 

肝心の物語も難解で、とっつきにくい。10年しか生きられない世界での若者の葛藤というテーマは非常に興味をそそられますが、なんでこうなってしまったというエンディングでした。

 

「お前の読解力がないんだよ」

「隠された深いテーマがあるんだよ」

と言われてしまえばそれまでです。私の読解力ではこの解釈と薄い理解が限界でした。

 

「倒す」という漢字をわざわざ「斃す」という難しい漢字を使うところなど・・・クリエイター側の表現したい欲求が強すぎるあまり、ユーザーに届いていないなという印象です。

「なんでこの人こんな難解な漢字つかうんだろ?」という気持ちが先にきて、物語が入ってこなかった。テキストのための難しい表現を選びたくなる気持ちはわからなくもないけど、そこまで求めてないというのが本音です。わざわざ難解な表現を選ぶ意図が理解できませんでした。

 

物語とバトルは完全に別ゲーだと割り切って遊ぶのが良いでしょう。

最強のユニークモンスターをいかに効率よく討伐するかなど、楽しめる要素は多々ありますので、戦闘システムを理解してからが本番ですが、それまでのハードルが高すぎます。

キャラのレベルなどを上げきってからやろうとすると、育成だけで200時間はかかります。

 

様々なスキルやアーツの組み合わせを試せるのは楽しいですが、かなり根気のある人や、ゼノブレイドシリーズに思い入れのある人以外は、おそらくそれまでに飽きがきてしまいます。楽しさを感じる前にクリアしてやめてしまうのは寂しいですが、それもゲームの1つの楽しみ方。

 

長く遊ぶことを喜びとする「ある一定の特殊な層」に向けて作られています。RPGは全てそうかもしれませんが、特にゼノブレイドは量ありきで作られているゲームだということを強く感じました。

 

わずか1ヶ月の期間で200時間遊んだゲームは初めてで、おそらくエルデンリングの時以上の短期間での総プレイ時間を記録しました。スイッチの電源を入れずにはいられない。それだけ魅力のあるゲームだったと思います。2022年の夏はゼノブレイド3に捧げました。後悔もありません。

 

誰もが神ゲーと認めるような「面白いゲーム」を作るのは本当に難しいんだなと痛感しました。いろんな意味で尖ったゲームでした。

 

 

長いレビューを最後まで読んでいただきありがとうございました。

考え方や感想は人それぞれ。

あくまでも「個人の感想でしかない」ということで、楽しんでもらえれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

ドラクエ10オフライン、大丈夫か?

つい先日ドラクエ7発売22年周年の記事を読み、もうあれから22年経ったのかと月日の流れの速さを痛感しました。そういえば、あれが発売日に買った最後のドラクエでした。

 

www.famitsu.com

 

あの頃は発売日にコンビニで買えるのがちょっとしたブームで、近くのセブンイレブンで買ったことを覚えています。懐かしすぎる。

 

まだ家にネットが来てない時代で、攻略本も買わずにあの難解なゲームをクリアしたのがある意味すごい。若いからそれだけ集中力もあったのでしょう。最近スマホ版を少しだけ遊んでみましたが、全ての内容を完全に忘れていて完全新作として遊べます。長生きするものですね。

 

さて今日はドラクエ10オフラインについて。

なぜこうなってしまったのか考えます。

 

いまいち盛り上がりに欠けるドラクエ10オフライン

ドラクエ10オフラインの発売まで2週間を切りましたが、アマゾンでの予約状況が芳しくない。2022年9月1日現在、通常盤が34位で、Version2まで遊べるデラックス版が41位。リメイクとはいえ、ドラクエのナンバリングがスイッチやプレステ4のコントローラーよりも売れてないなんて・・・悲しくなる。発売日が近づけばもっと上位に上がってくるでしょうけどね。

 

ドラクエの発売はお祭り。リメイクであっても大盛り上がり。そんな時代を経験している僕にとってかなり違和感を感じる状況です。

 

はっきり言って、リメイク系のドラクエがこんなに盛り上がってないのは異常事態。

その原因を探っていきます。

 

ドラクエ10がイマイチ盛り上がらない5つの理由

理由その1 フルプライスの値段が高すぎる

正直これが全てだと思いますね。オンライン版なら体験版で無料で遊べる範囲内のものをわざわざ8580円出して遊ぶのはかなりハードルが高い。おまけに追加DLCの存在も告知されていて、そちらも高い。

 

理由その2 キャラの頭身が低い

個人的にはオンラインとの差別化のためにはこれでいいと思いますが、世間は許してくれていない。頭身が低すぎる「2頭身」というのが問題なのでしょうね。ビルダーズに慣れている身としては全然許容範囲内なのですが・・・

 

理由その3 発売時期が悪い

スプラトゥーン3発売の1週間後が発売日。今年最大の売り上げを記録するだろうソフトの発売直後。ファン層が被らないとしても最悪のタイミングです。

延期前もエルデンリングと被っていたし・・・

DLCの「眠れる勇者と導きの盟友」もブレワイ続編と被るし・・・

呪いなのか?

 

初動売上のインパクトは大きいので、競合が少ない時期に売り出すことも大切。

 

理由その4 ドラクエ11の存在

ドラクエ10もいい話だけど、ドラクエ11ほどじゃないかなというのが正直な気持ち。

物語が最重要視されるドラクエでは、ここが大きい。

 

新価格版のDQ11sは普通に売れ続けています。元々安いのですが、セールを狙えば3000円くらいで買えます。最新作が安値で買える今、これからドラクエを始める人に13000円のドラクエはかなりオススメしづらい。

 

新規が参入しにくく、生粋のドラクエ好きしかやらない。そんな存在です。

 

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これからドラクエ11を始めるなら、圧倒的にゲームパスがオススメ。Cloud Gamingにも対応していて本体もいらないので、コスパは最強です。ネット環境さえ安定していれば普通に遊べます。

 

お試し加入なら1ヶ月100円でDQ11を遊べます。

本体すら不要で、100円でドラクエ11sをクリアまで遊ぶ方法が存在する時代。13000円払って新作を遊ぶのは本当にハードルが高い。

 

コントローラーがあった方が良いですが、タッチ操作にも対応しているので、iPhoneやアンドロイド単体で遊べます。狩場でレベル上げ程度ならケイタイだけで完結も可能です。

 

また、Xbox Series Sならアマゾンで普通に買えるので、Cloudが不安な人はそれを買って遊ぶのもありです。

 

理由その5 ボリューム不足

オンライン版のVersion1が移植されるわけですが、値段のわりにボリュームが少ない。オンライン版は移動やお使いに時間を取られましたが、物語そのものはそんなに長くなかった記憶があります。

 

DQ11はストーリークリア(ニズゼルファ含む)だけで100時間遊べましたが、DQ10オフラインは100時間はきついんじゃないかな。

DLCありきで、単独では物語が完結しないことも大きい。

 

DQ10のオススメポイントとオンライン版との違いを紹介

僕はオンライン版を購入し、Version3の途中まで遊んでいますが、時間がないので積んでいます。僕の知る限り、Ver2の終わりまでの物語は物凄く良かった。安定のドラクエクオリティです。ここは保証します。

 

今回発売されるDQ10オフライン「目覚めし5つの種族」では登場しませんが、アンルシア姫(DLC眠れる勇者と導きの盟友」で登場)は皆を惹きつける魅力があります。プレイした人はきっと好きになります。それまでのストーリーもさすが堀井さんと唸るほどの良さがある。メギストリス地方のラグアス王子の話は泣けます。

 

アンルシアまで遊ぶのに13000円はやはり高い・・・

オンラインなら体験版で無料で遊べるから尚更そう感じる。

 

目覚めし5つの種族のサントラが手元にあるのでよく聴いていますが、DQ10はBGMも素晴らしいです。特にフィールドの曲が好き。「水の民ウェディ」や「風の民エルフ」は神曲レベルだと思います。

 

音楽はいじりようがないので、ここは安定のクオリティが保証されています。

他のゲームをやればわかりますが、すぎやま先生の作るキャッチーな音楽を聴きながらのゲームプレイは贅沢な時間です。

 

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オンライン版との違いですが、オリジナルキャラクターも何人か用意されているし、ラグアス・マイユ・フウラ・ヒューザ・ダストンなどのNPCだったキャラたちが、プレイアブルキャラクターになっているのが最大の売りでしょう。

 

あとは、相撲バトルと言われている独特のバトルだったドラクエ10ですが、オフラインでは純粋なコマンドバトルに刷新されました。ドラクエファンにはおなじみのアレです。

 

ドルボード(魔法のじゅうたんみたいなもの)を使っても広大だったマップもそれなりに縮小されています。

 

とにかく移動が苦痛だったDQ10オンライン。それがオフライン版でどれだけ改善されているか。それとクエストのお使い感がどれだけ軽減されているか。

 

一人で遊ぶわけですから、遊びやすさや楽しさがどれだけ増しているか。

ここは注目ポイントです。

 

まとめ

結局のところ、値段が高いのと頭身が低いのが全てのような気がします。

値段の高さと、頭身の低さのバランスが取れていない。

 

高いけど、低い・・・よくわからない設定。

ここを見誤ったのかな。

 

ドラクエに驕りがあるとは思いませんが、リメイクにしては値段が強気すぎたのは事実だと思います。一番新しいナンバリングのリメイクは、2015年3DS版のドラクエ8ですが、定価は6578円。それと比べても2000円も高い。

 

娯楽が飽和している時代と言われていますが、DQ11が発売された5年前と比べても状況は大きく変わっています。油断すればドラクエでも足元をすくわれる。

 

ドラクエは決してオワコンではないけど、そうなる可能性がないわけではない。

そんな時代になったことを感じますね。

 

僕自身は、今現在も購入を迷っています。

セールを待って半年後にDLCと同時購入で一気に遊ぶのが理想のような気もしますが、すぎやま先生が亡くなってから最初のドラクエ。ここは追悼もかねて購入しておきたい。

 

購入するならおそらくスイッチ版ではなく、PS4版を買うと思います。PS4からPS5版へのアップグレードも無料とのことなので、PS4版を買っても安心ですね。

 

スクエニといえば体験版。内容よりも、画像のクオリティに不安があるので体験版でチェックしたいところですね。合格ならば購入です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

「ハードの処理能力に基づいた描画スペックの差はあります」とのこと。

スイッチで寝転がって遊びたいけど、画像は大事。

 

 

tonycat.hatenablog.com

 

 

PS5値上げとマイナーチェンジの新型発売について思うこと

結局のところ誰に対して怒ってるの?

何に対して怒ってるの?

それを明確にしておきたいです。

 

2022年8月25日、PS5の値上げが発表されました。

過去に値上げの例はないので、個人的には「PS5の値上げはない」と予想していましたが、世界経済情勢の影響はかなり深刻なようです。

 

tonycat.hatenablog.com

 

思うことが多々ありますので、書き残しておきます。

 

ユーザーが望むことはただ1つ。

それは値段がいくらかではなくて、買えるようになるのかならないのか。それだけです。

 

残念ながら値上げしても転売はなくならない。

その原因も見ていきましょう。

 

価格改定後の新しい希望小売価格

PS5(Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載版):60,478円(税込)

PS5 デジタル・エディション: 49,478円(税込)

 

それぞれ5500円の値上げ。

Appleの10000円以上の値上げを経験した直後だけに、5500円はかなり良心的だと感じる。

 

ほとんどの怒りの声はこの5500円の値上げではなく、いつまで経っても買えないこと。買えるようにするための努力が見られないことに起因するものが大半です。

 

各国のお値段と日本円換算

※デジタルエディションは省略します

 

日本 (2022年9月15日(木)より改定)

PS5(ディスクドライブ搭載版):60,478円(税込)

 

カナダ

PS5(ディスクドライブ搭載版):CAD $649.99

日本円換算 68248円(1ドル105円で計算)

 

欧州

PS5(ディスクドライブ搭載版):€549.99

日本円換算 75348円(1ユーロ137円で計算)

 

イギリス

PS5(ディスクドライブ搭載版):£479.99

日本円換算 77278円(1ポンド161円で計算)

 

オーストラリア

PS5(ディスクドライブ搭載版):AUD $799.95

日本円換算 75995円(1ドル95円で計算)

 

中国

PS5(ディスクドライブ搭載版):4,299 中国人民元

日本円換算 85980円(1元20円で計算)

 

メキシコ

PS5(ディスクドライブ搭載版):MXN $14,999

日本円換算 103043円(1ペソ6.87円で計算)

 

値上げ後の値段を比較しても、日本のPS5は世界に比べて圧倒的に安い。だから転売ヤーが日本のPS5を狙うのです。ここが変わらない限り、転売は絶対になくならない。メルカリがどうとかそういう次元の話ではないのです。

 

転売業者へ転売する個人転売ヤーと中国に流れる仕組み

中国で正式に売られているPS5は機能に制限がある(SIMロックのかかったiPhoneみたいなもの)ため、中国人のゲーマーの大半は多少高くても日本からの輸入品(SIMフリー版)を買います。これが転売がなくならない最大の理由。

 

日本で約60000円で買ったものが、中国なら85000円以上で売れる。

お隣の国なので輸送費も安い。もし仮に供給が安定して、大量に在庫を抱えたとしても仕入れ値の60000円で売れば損失は出ない。

 

1 PS5に興味のない日本人が抽選に申し込んでPS5を買う

 手間は発生するが、元手はゼロ

※これが抽選の倍率を上げている最大の理由。

 

2 それを中国輸出向けの業者に売る

 60000円で買ったものが80000円で売れる(2万円の儲け)

 

3 業者が中国の消費者に売る

 80000円で買ったものが100000円以上で売れる(2万円以上の儲け)

 

PS5で遊びたい人以外、誰も損をしない仕組みが出来上がってしまっている。

この状態が続く限り、今の状況は永遠に続きます。

 

この中国との25000円の価格差が存在する以上、PS5の転売はなくならない。つまり日本は永遠に品薄状態です。

 

PS5を手に入れた瞬間、同時に2万円も手にすることができる。

そりゃあゲームに興味のない人も争奪戦に参加しますよね・・・悲しいけどこれが現実。

 

日本人にとっても、中国人にとっても、リスクもなく確実に儲けの出る商売。それがPS5の転売なのです。

 

転売対策をしないSIE

出荷されるモデルもCFI-1200という新モデルになる。マイナーチェンジなので軽量化程度で、性能の違いはない。

 

値上げと同時に、ホライゾンやグランツーリスモとの抱き合わせ販売も開始される。ソフトの売り上げ本数は増えるかもしれないが、根本的な転売対策にはなっていない。

 

 

PSNアカウントとの紐付けで購入可能にするのが理想だが、これもいつまで待ってもなかなか実施されない。正直なところ、これ以外に欲しい人に確実に行き渡る方法はないのに、なぜこれをやらないのか・・・本当に謎。

 

PSNアカウントを所持していて、過去に購入履歴のある人優先で販売。

抽選になった場合は購入金額の多い方から選ぶ。

いろいろ問題はあると思うが、重複購入はできないし、もっとも公平なやり方ではないでしょうか。これなら、転売ヤーに流れることはほとんどないはずなのだが・・・

 

少し前にアマゾンが招待制の販売を開始したが、当選報告もよく聞くので、おそらくこれが一番確実だと思われる。

 

ゲオのPS4買取との引き換えは論外。

※次回抽選分からは通常の販売方式に戻るとのこと。

 

 

 

日本冷遇は終わらない

日本にPS5を出荷しないいわゆる日本冷遇に対しても、ソフトが売れないから仕方ないのかなとも思う。

 

最新のファミ通のゲームソフト販売本数ランキングもベスト30を全てスイッチソフトが占めている。「30-0」と言われているこの光景にも慣れてしまってなんとも思わなくなってしまった。PS5が弱いというよりスイッチが強すぎる。

 

1 スイッチスポーツ 累計677,393本

2 マリオカート8 DX 累計4,774,885本

3 星のカービィディスカバリー 累計851,866本

 

8月に入ってランキングに登場したPS関連ソフト

1 グランツーリスモ7(PS5)累計157,041本

2 信長の野望・新生(PS4)累計33,589本

以上の2本のみ。

 

8月の注目作が月末に集中しているとはいえ酷すぎる。

というか累計売上が少なすぎる。

 

こんな状況だと、日本への出荷数を減らすという判断を下すのは必然だと思われます。

本体を売っても全然利益が出ないし、ソフトも全然売れないから。

 

PS5購入を我慢できる大人が増えた

そもそもPS5が欲しくて仕方ないというほど、遊びたいゲームがない。なんとかなってしまう。これが一番の問題ではないでしょうか?

 

エルデンリングを遊んでいたころは、爆速ロード時間に憧れたが、終わった今となってはロード時間は我慢すればいいものに変わった。

 

PS5限定タイトルのFF16やFF7Rebirthも興味はあるが、PS5争奪戦に参加してまで遊びたいかと言えばそうでもない。発売から5年後くらいに安くなってから遊べばいいと僕は考えています。

 

発売直後に遊びたいと思うソフトがない。

というか

安くなるまで我慢できる大人になった。

 

おそらくほとんどの人がそうでしょう。

PS5買えないと文句は言っていても、欲しいタイミングで買えないことに文句を言っているだけで、手元に積みゲーたくさんあるでしょう?遊ぶゲームはすでにたくさんあるわけです。そういう人は、もちろん任天堂スイッチも所有しているでしょう。

 

僕の場合は、無理してPS5を買わなくても遊べるソフトが大量にある。

スイッチはもちろん、PS4にも遊んでいない名作がたくさんある。

 

画像が綺麗なことは確実だが、面白いかどうかはわからない。そんな不確かな新作ではなく、遊んでいて楽しいことが確実なお墨付きのソフトを遊びます。

 

「面白いかどうかわからないPS5の新作やるならブレワイ遊ぶよ」

それが僕の中の究極の答えです。

 

PS5の息の根を止めたのは、転売ヤーではなく、覇権ハードでもあるスイッチの存在。

つまり面白いゲームを作り続けた任天堂なのです。

 

今回の値上げでライトユーザーは全くPS5に興味を失った。

これまで以上に、「スイッチがあるからいいや」の状況が続くでしょう。

 

ユーザー離れは防げるのか

正直なところ、PS5を抜きにしても会社としてのソニー(SIE)の印象は良くない。

PS Plus ExtraやPremiumを含んだPS STORE全体のUIのわかりづらさとそれの放置。個人的にはそれがSIEの最大のマイナスポイントだと思っている。

 

「よくわからないだろうから、とりあえずPremiumに入っとけ」

そんな姿勢が見えてくる。あの画面はわかりやすさを追求してはいないからね。

現状損失は出ていないのかもしれないが、頑張って改善した方が良いと思う。

 

個人的には、PS5の転売対策をしないことに対しての怒りはそんなにない。

何をやっても転売はされるだろうし、対策に対する対策が生まれるだけ。

いたちごっこは終わらない。

 

手には入らないが、PS5という素晴らしいハードを世に送り出した。

次は何をするかだが、皆が買いたくなる面白いソフトは作ったのか?

それが一番の問題だ。

 

日本でのPS5用ソフトの累計売上トップ3

1 エルデンリング  127,664本

2 グランツーリスモ 108,491本

3 バイオハザード ヴィレッジ 74,644本

 

世界でのPS5用ソフトの累計売上トップ3

1 デモンズソウル 140万本

2 ラチェット&クランク 110万本

3 リターナル 56万本

ソニー系限定なのでサードが入ったランキングだと変わる可能性はある

 

PS5で出しても売れないから、作るのやめよっか・・・

まずはメーカー側が撤退する。

面白いソフト出ないから、スイッチでいいよね。

ユーザーも興味を示さない。

それが今の状況です。

 

FF16が全然売れないという未来も現実味を帯びてきています。

まだ1年ほど猶予はありますが、それまでに今の状況が改善するという保証もないし、店頭に並んで普通に売ってる姿も拝めそうにない。FF16が爆死するようなら、怖すぎてもう誰もPS5独占でソフトを出そうとはしないでしょう。

 

今は過去の遺産でサブスクでやっていけるかもしれないが、この状況が数年続いた未来には、サブスクで遊びたいソフトがないという状態になるかもしれません。

 

さいごに

最近はハードを買うことの重みということを考えてます。

60000円をPS5に投入するくらいなら、その分をGame Passに課金して60000円分遊んだ方がコスパが良いのでは?と思い始めている。

ハードを買うという行為に、時代遅れ感を感じます。

 

「え?今どきCD買ってんの?」に近いものがある。

あれだけCDを買うことに心血注いでいた自分が、20年後にこんなこと思うなんてね。

時代は変わって行きますよ。

 

電気代の値上げなどのことを考えると、本体駆動の電気代をマイクロソフトが持ってくれるGame Pass(Cloud Gaming)のコスパの良さが光る。ドラクエ11sやビルダーズ2をプレイするならもうGame Pass一択です。本体不要の環境に慣れたら、電気代をかけてゲーム機を起動するのが馬鹿らしくなりますね。

 

記事を書きながらPS5のことを数時間考えましたが、ポジティブな気持ちになる瞬間が全くないことに驚いた。欲しいものが買えないという状況は人を不幸にすると痛感します。

 

新型スイッチに関しても同じで、転売屋との争奪戦が生まれるくらいなら、出さなくていい。ゲームを遊ぶために、無意味な戦いに参加したくないんですよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スプラトゥーン3体験版(前夜祭)を3時間ほど遊んだ正直な感想

2022年8月28日に開催された、スプラトゥーン3前夜祭。

3時間ほど遊んでみたのでその簡単な感想を書いておきます。

 

めちゃくちゃスタイリッシュだが、自分には合わない。

以前から抱いていた感想は変わりませんが、僕なりに前夜祭を楽しめました。

 

tonycat.hatenablog.com

過去にこんな記事も書いています。

やってもないのに文句を言っても説得力がないので、きっちりプレイしました。

 

 

tonycat.hatenablog.com

 

 

良かった点

・世界がとにかくオシャレ

舞台設定や街並みの作り込み、フォントまで全てがオシャレ。人気が出るのも納得のクオリティに圧倒されました。着せ替えのバリエーションも多く、どの服を選んでもかっこいい。アバターとしては最高のレベルのクールさ。

 

・武器が自由に選べる

初心者すぎて、スプラについて何も知らないので恐縮ですが、銃だけでなく様々なタイプの武器から選べるんですね。

 

「スプラローラー」で塗りつぶすのが楽しくて、ずっとこれを使ってました。「ホクサイ」っていう筆タイプの武器もユニークだし、「ヒッセン」や「バケットスロッシャー」っていうバケツタイプの武器でインクをばらまく姿はかなりシュール。これは上級者向けなのかな・・・

 

よくわかりませんが、それぞれの武器にそれぞれの遊び方や極め方があって、楽しそうなのは伝わってきました。

 

・ロビーの待ち時間に練習ができる

マッチングには待ち時間が生じるのですが、そのあいだロビーで試射ができるので退屈しません。最後はずっとロビーを塗り塗りして遊んでました。

 

ストレスを感じた点

マルチプレイは気をつかう

自分一人の世界じゃなく、何かしらの責任があると思うと楽しめません。

 

・いつの間にか死んでいる

塗り塗りに集中してたら、いつの間にか背後から撃たれて死んでいる。

そういうゲームなのですが、そこまで気が回らない。

 

・死んだ後、復活までの間が長い

下手なのでやられるのは仕方ない。ただ、復活してプレイ開始になるまでの時間が少し長いように感じた。

 

・回線落ちがけっこうあった

マルチオンラインプレイの宿命ですが、回線落ちがかなりの頻度で発生した。

うちの回線なのか、他人の回線なのか、サーバー側なのか、原因はわかりませんがストレス源であることには変わりない。

 

まとめ

スイッチスポーツ・マリオストライカーズバトルリーグに続いて3本目の体験マルチプレイでしたが、相手が生身の人間だとやはり気を使って楽しめませんね。

ライネルとかイワロックだったら、思う存分ジューリンできるのですが・・・

 

「下手くそでチームのみんなに迷惑をかけてるんじゃないだろうか」っていう思いがずっとあって、この手のゲームに向いていないと言わざるを得ません。こればっかりは気質なのでもうどうしようもない。

 

自分には合わないがゲームとしての完成度は高い。

ヒーローモードというオフライン限定のソロプレイもあるみたいなので、それだけのために購入するのもありかなと思い始めています。発売日までに、ヒーローモードのボリュームややりごたえについていろいろ調べてみます。

 

世界観は好きだけど、やっぱりマルチプレイは苦手。

結局この感想に落ち着きました。

 

ただ1つ言えることは、プロコンで遊ぶと超快適だということ。

 

ジョイコンの小さいZLとZRボタンだと、かなり操作に支障が出るのが初心者でもわかります。純正プロコンは転売ヤーに買い占められているため、現在入手難易度は高い。

スプラ3は、ジャイロ機能が必須です。安いプロコンだとジャイロ機能がついてないものもあるので、プロコンを新調される場合はくれぐれもご注意ください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

本体同梱版っぽいですが、スプラトゥーン3のソフトはついてないのでご注意ください。

 

定価は7678円。それ以外は転売価格。アマゾンはごく稀に在庫が復活するので、見つけたらその時が買い時。

 

発売日に届くのを期待したり、届かない時に運送屋さんにあたったりするくらいなら、カタログチケットを買って、ダウンロード版を買いましょう。

 

 

 

【150時間やり込みレビュー】ゼノブレイド3クリア後、さらに70時間やり込んだ内容と見えてきた問題点を正直に話します

 

ゼノブレイドのストーリーを全クリしてから1週間。

やり込み要素をひたすらやっていますが、忘れる前に中間報告しておきます。

 

ネタバレもありますので、未クリアの方は注意してください。

 

 

 

ストーリークリアに85時間。

この時点でのやり込みはヒーローの全開放のみ。

 

それ以降やりこんだ要素と順番は以下のとおりです。

 

1 全ヒーローの覚醒クエスト消化とクラス上限解放

これを達成した時点でのプレイ時間が124時間41分。

 

これだけでクリアから40時間ほどかかっています。

ほぼ修行なので、無心にならないと厳しいです。

 

2 シティのキズナレベル上げ

シティのキズナを最大の★5まで上げると、スピードランナーを獲得。徒歩での移動速度の2段階目がアップ。14%+14%で28%の速度アップはかなり速く感じます。

 

シティは住人も多く、関連クエストも多い。何度もいろんな人に話しかけないといけないし、イベントのフラグが立たないことなどもあり苦労した。

 

探索を楽にするためにも、優先度の高いやり込み要素です。

 

ようやくダッシュらしくなってきた。乗り物実装はいつ?

 

3 朽ちた鉄巨神

放置していた鉄巨神を解放。そんなに数はないので、すぐに終わります。

エーテルシリンダーの使い道がこんなところにあったんだね。

 

4 クラスランク上げ

クラスチェンジを繰り返し、ひたすらクラスランク上げ。レベルは簡単に99になるのですが、全クラスランク20は、かなりのいばら道。

 

今の所、ノアとセナ以外の非アタッカー4人はディフェンダーとヒーラーの職をランク20まで上げました。それ以外も全部20になると気持ちいいのでそのためだけにやってます。

 

レベル上げは、ノア無双周回を採用。いつでもやれる+アンリミテッドソード(タキオンスラッシュ)で効率を最大化しました。オートバトルでもやれるので助かります。ただレベル調整をうまくやらないと、チェインアタックが発動してしまい時間がかかる。はやくアップデートで「オートでチェインアタックをしない」が選べるようになってほしい。

 

ノアだけが攻撃役のため同じクラスをキープ。クラスレベルを上げられませんが、全員が上がり切ったら逆の状態にしてノアだけ上げる予定。

 


狩場は、カデンシアの「ゆりかご輸送部隊野営地」と「亜人煉獄」の2カ所でやってみましたが、どちらでもいいですね。ゆりかごの方は、1回の戦闘で1952CPもらえたりするので、爆速で上がっていきます。

 

エリートモンスターがたくさん出てくる場所ならどこでも良さそうです。

近くにランドマークと休憩ポイントがあればなにかと便利。

 

ゆりかご輸送部隊野営地の行き方と推奨レベル

セントリッジ港を出て、外洋に出る前に西へ方向転換。そこから南下し、ランドマーク「モラクトの入り江」へ。そこからさらに南下すると到着。青い翼のエリートモンスターが大半なのでオートバトルに最適。

CP稼ぎに最適なレベルは、Lv50~55くらい。

囲まれると全滅するのでレベル下げ過ぎは禁物。

 

亜人煉獄の行き方と推奨レベル

セントリッジ港を出て、外洋に出てすぐ東へ方向転換。海岸沿いを進むとランドマーク「熱砂の海岸」へ。そこから洞窟内を進むと、「邪念の空洞」「翠玉光の泉」「亜人煉獄」の3つのランドマークがある。敵のレベルが100近くなので、それなりのレベルが必要。

個人的にオススメなのは翠玉光の泉からの北上ルートです。エリートモンスターに紛れて通常もいるので、効率は落ちますが良い狩場です。

CP稼ぎに最適なレベルは、Lv85~90くらい。

敵は強いので、パーティー構成によっては危険。レベルを下げる場合は、ヒーラー・ディフェンダーそれぞれ1人ずつくらいは必要です。

 

ちなみに翠玉光(すいぎょくこう)とはエメラルドの光。言われてみれば確かに幻想的で綺麗な場所でした。ゲームは漢字の勉強になりますね。

ちなみに秋田県には翠玉というお酒があるみたいなので、秋田の方や日本酒に詳しい方は苦労せずに読めたのでは?ワタクシは不勉強のため読めませんでした・・・

 

5 アクセサリー集め

クラス適正が上昇する(獲得CPがアップ)する修道の首飾りを人数分用意するために、カデンシアエリア南東部の幽界のロッドシルトLv60を周回。お供を召喚するので、ターゲットが分散して厄介な相手。蹂躙できるレベルに調整してCPは無視して、アイテムゲットだけを目指しました。実際は6個いらないのですが、一応人数分確保。かかった時間は1時間くらいでしょうか?

 

全クラスランク20を目指すなら、全クリしたら最優先でこれをやるべきでしょう。

 

攻撃力30%上昇のアクセ「セラミックベルト」の獲得を目指して、カデンシアのセントリッジ港から南西にいるユニークモンスター「猪突のサイードLv58」も少しだけ周回しましたが、あまりドロップしなかったのでこちらは断念。

 

本格的なアクセサリー集めはクラスランクを全部上げてからになりそう。

 

クラス適正アップアクセサリーの場所

アエティアエリア

・宿探しのカーリー Lv21(中部)

・岩喰いジュドーマ Lv31(北部)

カデンシアエリア

・幽界のロッドシルト Lv60(南東部)

上の2つは序盤でも取れるので、効率重視の方は早めに取ることをオススメします。人数分集めても、かけた時間の元は取れるでしょう。

 

ページの最後にそれぞれのアクセの解説があります。

 

6 マップの解放

案外楽しいのがマップの解放。行けそうで行けないエーテルや骸に向かって断崖からダイブしてみたり、道中で遭遇したユニークモンスターを討伐したりと、時間が溶けていきます。

 

序盤の2エリア、アエティアとフォーニスを塗りつぶしましたが、かなりの時間を費やしました。カデンシアの海を塗りつぶすかどうかはわかりません。

 

 

tonycat.hatenablog.com

 

さいごに

とにかくこのゲーム、やり込み要素が膨大で全然終わりが見えてきません。

 

時々、名言が出てくるのでたまらない。

 

残っているのは

・中後半エリアのマップの解放

・未消化のノーマルクエス

・各コロニーのキズナレベル上げ

・ユニークモンスターの討伐

・ソウルハッカーのアーツ&スキル習得

・アクセサリー集め(ユニーク討伐)

・七鉄巨神の遺産

・ジェムの作成(これが一番大変そう)

 

全部まではやりこまないと思いますが、総プレイ時間200時間越えは確実です。

クラス上げが落ち着いたら、久しぶりにノーマルクエストやってみます。キズナレベルも上がるしね。

 

そしてもうすでにどんな話だったのか、ストーリーを忘れてしまっています。

 

膨大なやり込み要素。それこそがゼノブレイド

150時間やり込んだ結果、「究極のムービーゲーム」ではなくなり、そんな印象に変わってきています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

温泉行きたい・・・

 

 

 

クラス適正を上昇するアクセについて理解・検証できていることをまとめておきます。

 

上の3つがクラス適正上昇のアクセ

 

種類は3種類で、ぞれぞれユニークモンスターを討伐することで手に入れられます。

初回討伐は確定ドロップで、あとは確率ドロップとなっています。

修道の首飾りのドロップ率はかなり低く、2個目は諦めました。

 

・学びの首飾り クラス適正が1段階上昇

アエティアエリア中部 宿探しのカーリー Lv21討伐報酬

 

・習熟の首飾り クラス適正が2段階上昇

アエティアエリア北部 岩喰いジュドーマ Lv31討伐報酬

 

・修道の首飾り クラス適正が3段階上昇

カデンシアエリア南東部 幽界のロッドシルト Lv60討伐報酬

 

アイテムのテキストには「クラス適正が上昇する」としか書かれていませんが、それぞれ1段階、2段階、3段階上昇します。

 

このゲームの最大のやり込み要素の1つ、クラス上げに活用してもらえると嬉しいです。

【クリアレビュー】ゼノブレイド3 クリアまで85時間。究極のムービーゲームで、楽しくなるのはストーリークリアしてからだった

ゼノブレイド3をクリアしました。

 

簡単な感想としては、

・操作可能なアニメ超大作

・全てを物量で解決する、自由時間が多い人のためのゲーム

・シリアスで重厚な案外大人向けの物語

こんな感じでしょうか。

 

1、2は未プレイで、初のゼノブレイドシリーズ。どんなゲームなのか理解するのに時間はかかりましたが、概ね楽しめました。戦闘システムはいまだに理解できていません・・・

 

良いところや悪いところを忖度なくまとめてみましたので、これからプレイする人はもちろん、もうすでにクリアしてしまった人も楽しんでもらえれば幸いです。

 

あと、前作は未プレイでも大丈夫。3からでも全然楽しめますよ。

 

物語の核心に迫るネタバレは避けますが、ところどころありますので、ご注意ください。

 

こういう人は遊ばないほうがいい

かなり人を選ぶゲームなので、最初に言っておきます。

こういう人には合いません。

 

・忙しくて時間がない人

・アニメが嫌いな人

・動画視聴は2倍速がデフォルトな人

・ひたすらアクションしたい人

 

マリオカートみたいに、5分で楽しめるゲームではありません。時間をかければかけるほど面白さが増すゲームです。逆に言えば、わずかな時間しか投入できない場合は面白さが全くわからず売りに出すことになるでしょう。

 

www.nintendo.co.jp

開発者自ら「物量が好き」とおっしゃっているので、そういうゲームです。

覚悟してから遊びましょう。

 

 

tonycat.hatenablog.com

 

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ゲームの概要

Xenoblede3(ゼノブレイド3)

発売日 2022年7月29日

 

パッケージ版 8778円

ダウンロード版 8700円

ニンテンドーカタログチケット引き換え対象(実質5000円)

 

メーカー 任天堂

開発 モノリスソフト

プラットフォーム Nintendo Switch

ジャンル RPG

対象年齢 CERO:C(15歳以上)

必要な容量 13.8GB

 

生きるために戦い、戦うために生きる。

過去と未来をつなぐ、命の物語。

雄大な自然が広がる世界「アイオニオン」。

「ケヴェス」、「アグヌス」敵対する2国による争いが過熱する中、それぞれに所属する6人の少年少女。なぜ戦わなければいけないのか…真実を知るために、「大剣の突き立つ大地」を目指す。

 

フィールド探索からシームレスに開始する戦闘では、敵との位置取りが重要。

「アタッカー」「ディフェンダー」「ヒーラー」3つの役割をもつキャラクター達を使いこなすことで戦況が有利に。さらに、キャラクターの特長や役割を変化させる「クラスチェンジ」、2人が融合して強力な姿(ウロボロス)に変身する「インタリンク」、冒険する中で仲間となる他のキャラクターも戦闘に参加し、最大7体で戦うバトルなど、新しいシステムの追加により自由度の高い戦闘が楽しめます。

ゼノブレイドシリーズ過去2作の未来を繋ぐ、「命」をテーマにした壮大な物語が始まります。

Nintendo Storeより引用

 

主要過去作の簡単な紹介

2010年6月10日 ゼノブレイドWii

2015年4月2日 ゼノブレイド3DS

 

2015年4月29日 ゼノブレイドクロスWii U

 

2017年12月1日 ゼノブレイド2(Switch)

 

2020年5月29日 ゼノブレイドDefinitive Edition(Switch)

ゼノブレイドのリマスター

 

やりこみ具合

ゲームのボリューム(クリア時間) 約85時間

イージーモードでオートバトル。

ヒーローは全て解放したので少し時間がかかりました。

 

やり込み度

・クリア時のレベル Lv79

・クラス上限解放 6/25

(ノア・ミオ・ユーニ・ランツ・エセル・カムナビ)

 

・クリアしたノーマルクエスト 34

・放置されているノーマルクエスト 23

 

ユニークモンスター討伐数 

・アエティア地方 12

・アエティア地方上層部 1

・フォーニス地方 3

・ペンテラス地方 3

・モルクナ大森林下層 0

・シウェラ浮遊岩礁地帯 4

・キャッスル第3階層 1

・カデンシア 4

・オリジン内部 0

 

キズナボーナスはこのくらい

 

没入度 普通

ゲーム(遊び)としての没入度は低いが、物語の見せ方は見事。

物量を優先した結果、記憶に残らない話が多くなってしまっているので、個人的にはボリュームを減らして、密度を濃くして欲しかったというのが正直なところ。

 

このゲームの快楽ポイント

どんなゲームも快楽がないと続けることができません。

個人的快楽ポイントを紹介します。

 

高所から水場へのダイビングが気持ちいい

 

高所からのダイブの処理はゲームによって様々。ドラクエはセーフ、ブレワイはアウト。ゼノブレイドの場合、通常は大ダメージを負って即死なのですが、水場の場合はダメージがキャンセルされる。高い場所にある絶景では、大抵セットで眼下に水場がある。気がついたらついつい飛んでしまう。これが案外楽しい。

 

少年時代、高いところから川や海へ飛び込んだあの感覚を思い出す。

 

実際は着地地点が水であっても、あの高さからの落下では、重力で水面がコンクリートレベルの硬さになる。衝撃に耐えられず骨折するらしいので真似をしないほうがいい。

 

良かったところ

・濃厚すぎる物語

テーマが生きるということなので、大人でも考えさせられる場面が多かった。

少年少女を主人公とするどのコンテンツでもそうだが、子供なのに内面が成熟しすぎていて圧倒される。

 

・成長を生み出す仲間達

仲間や友情という言葉があまり好きではないのですが、アイオニオンの世界では別。優しく見守ってくれる素敵な仲間たちに恵まれれば人は成長へと向かう。

 

所々、青臭いやりとりが見られるが、これは若者の特権。物語に没入するためには、青臭い感性は必要。シニカルになりすぎたら人生はつまらない。

 

・魅力的なヒーローたち

エセルを筆頭に、10代とは思えないほど、成熟したヒーローたちに心奪われた。専用のクエストを通じて、ヒーローたちの性格や心情を深掘りしていくという設定も良かった。クエストの長さもちょうどいいので、寄り道要素ではあるが、全てのヒーローを解放したくなる。

 

レアなアイテムや場所を見つけた時に、ヒーローから声がかかるのだが、かなりの数が用意されていて、それを聞くのがちょっとした楽しみだった。

 

・戦闘でプレイヤーにかかる負担が少ない

オートバトルが実装されているため、いわゆる雑魚敵との戦いやレベル上げをAIに委ねることができる。ここで消耗しないので、ユニークモンスターやボスキャラとのバトルに集中できる。

 

・ダンジョンがない

RPGの醍醐味であると同時にダルい要素でもあるダンジョン。迷ったり、探したりが面倒になることが多いが、ゼノブレイドではそれがないのがありがたい。その代わり広くて、入り組んだ地上を探索できる。それでいいと思う。

 

地上で迷い、街で迷い、ダンジョンで迷う。

それは大きなストレスになります。

 

35年前、ロンダルキアの洞窟で「ダンジョン」は遊びつくしたよ。

 

・つい上げたくなってしまうクラス育成要素

DQ6FF5のように、全てのキャラが全てのクラス(職業/ジョブ)に転職できるので、育成のしがいがある。ついつい全てのキャラを最大まで上げたくなってしまう。

 

・ポリコレに屈していない

ゲーム界隈では、プレイヤーの男女比は8:2もしくは7:3の世界。女性キャラの造形はかなり重要な要素。2Bがアーロイだったら、ニーアオートマタはあそこまで売れていない。

 

そういう意味では、ゼノブレイドはきっちり魅力的な女性キャラを描いている。

洋ゲーによくある「可愛くない女性主人公」のキャラには心底うんざりしているので、かわいいキャラを出してくるのが本当にありがたい。

 

エセル主人公のスピンオフ出してほしい。

 

・イスルギの手つき

ムービーシーンでの、イスルギの手の動きから目が離せない。病みつきになる。

 

毒親問題に踏み込んだ

唯一嫌いだったシャナイアというキャラだったが、セナのサイドストーリーを進めることで評価は変わった。毒親のせいでああなってしまったんだね。けっこう泣けるいい話だったので、セナの覚醒クエストはオススメ。

 

親がまともだったゴンドウ(祖父ヴァンダムと母モニカ)と比べるとただただ悲しい。がんばっている我が娘に、優しい言葉でもかけていれば状況は変わっただろうに。人はそれができないんだね。子供はいませんが、気をつけます。

 

シャナイアはドラクエ11ホメロス

人は闇に落ちる生き物です。

 

悪かったところ

・不具合やバグか多いが、修正されない

もっとも有名なのが料理効果が乗らないバグ。料理を食べることで、経験値がアップしたりするらしいが、その効果が反映されていないという報告が多く出ている。

もしそうならゲームとしては致命的。苦労して素材を集めても経験値がアップしていないなんて悲しすぎる。次のアップデートでサイレント修正されるとは思うが、炎上してもおかしくない要素ではある。

 

追記 8月24日現在もアップデートはなし。そのうち修正されるだろうと思っていましたが、まさかここまでとは・・・もはや多すぎて直せないのか。

 

・マップが不親切

マップを開いた後エリアを選ぶ必要があるのがわずらわしい。

全体マップ→拡大表示がスタンダードなのになぜこんな仕様にした?

 

・船の操作性が最悪レベル

とにかく海岸線にひっかかる・・・

そして船での移動中は、ブルドーザーが土砂を押し出すように、雑魚敵を押しのける。扱いがあまりにもかわいそうで見ていられなかった。

 

・エレベーターに仲間を乗せない

画面の処理の都合なのか、仲間を乗せずにエレベーターが動き出し、途中で急にエレベーターの中に仲間達が現れた。ここはきっちりと仲間が全員乗るまで動き出さない仕様にしてほしかった。

 

・人数が多すぎて何をしているかわからない

画面がごちゃごちゃしすぎていて、自分が何をすべきなのか把握する前に戦闘が終わっていることが多々あった。結局オートを選んでしまう。オートが優秀なので、苦にはならなかったが、モヤモヤする要素だった。

 

6人のキャラが好き放題言葉を放つので、聞き取れない。せめて自分以外の音声だけでもオフにできるとありがたかった。

 

4人じゃ少ないから6人と言うことだが、6人だと情報が多すぎて普通の人間には処理できない。落とし所が難しかったのだと思う。

 

・チェインアタックがダルい

大ダメージを出して、獲得経験値アップの代償として時間を浪費する。

もっとサクッと爽快感を得る方法はなかったのか?

オートモードに「チェインアタックをしない」を追加してほしい。

 

・寄り道をするとクラス習熟度が上がらない

レベルのカンストは簡単だが、クラスの習熟度は全然上がらない。

 

自分たちよりもレベルが下の敵を倒しても一切CPがもらえないため、寄り道をして自分たちのレベルが上がれば上がるほど、上げたいクラスの習熟度が上がらなくなる。

これに気づいてからは、休憩ポイントでのレベル上げをしなくなった。

 

レベルを下げて獲得CPなどを調整する要素はクリア後ではなく、1周目の途中から入れるべき。これは今すぐでもアップデートしてほしい。

 

・ヒーローが多すぎる

記憶に残らない「ヒーロー」は必要か?

数が増えればどうしても薄くなる。記憶に残らないヒーローを追加するくらいなら、個々の物語を深く描いた方が良い。数よりも質で勝負してほしかった。

ゼノブレイドの課題は引き算だ。

 

せっかくの魅力的なキャラも使われなければ薄れていく・・・


・強情すぎるNに辟易

たとえイケメンであっても許されないほど、鬱陶しすぎるNという存在。「あんた、ネガテイブでしつこいんだよ!」と何度も往復ビンタしたくなる。

 

人の内面に潜む「恐れ」という存在らしい。世間見渡したら、こんな強情なおっさんおばさんたくさんいるので納得。

 

・ラスボス戦が長すぎる

ラスボス戦は、第五形態くらいまであって、普通に1時間くらいかかる。

長いし、途中からやり直せないし、ムービーのスキップもできない。

二回全滅したので怒りが湧いてきました。ボイスが大塚さんかどうかエンドロールで確かめたかったから頑張れた。

 

このゲームはボスとの再戦が多すぎる。

倒したのに、倒してないことにするのはなしでお願いします。

 

向いている人

・ゲームと同じくらいアニメが好きな人

 

・物語を楽しめる人

 

・小難しい話や言い回しが好き

 

・時間のある人

 

向いていない人

・ずっとキャラを動かしていたい人

 

・ボタン連打がゲームだと思っている人

 

・2時間というまとまった単位をゲームに注げない人

 

最後に

ストーリーをクリアし、ムービーを見るという縛りがなくなった今、いろいろやれて楽しい。

 

ゼノブレイド3は良くも悪くもムービーゲーです。1も2もおそらくそうなのでしょう。

 

ただそれを楽しもうと思えば楽しむ方法はたくさんある。

僕は洗濯物をたたんだり、こうやって記事を書くためのメモをしたり、寝落ちしたり、ムービー時間を有意義に使わせてもらいましたよ。割り切って楽しんだ方が幸せです。

 

ただそれ以外の要素としては、物語を重視するあまり、遊びがあまりにも少なかったなという印象です。レベルマックス、クラスカンストのための周回、強いアクセ獲得のための強敵討伐。報酬がほしいからやっているそんな気持ち。やっている感よりもやらされている感が強くなってきました。そういうのスマホゲームで散々味わったなぁ・・・

 

ブレスオブザワイルドでの、目的もなくただひたすらボコブリンと遊んでいるだけで時間が溶けていくみたいな要素はありませんでした。全てが何かの獲得ありきです。そこが僕の中で神ゲーになれなかった理由かもしれません。

 

メインストーリークリアでひと段落つきましたが、

・全クラスの上限解放

・全キャラ全クラスランク10

・ノーマルクエストのクリア

これくらいのやり込み要素はやっておきたい。覚醒クエストにもいい話があるので、まだまだ楽しみたい。ユニークモンスター討伐は気分次第ですね。

 

時間がとてつもなくかかるので、万人にオススメできるゲームだとは言い切れません。お手軽に快楽を得られる娯楽が氾濫している現代、このゲームを楽しめるのはJRPG好きというある一定の特性(耐性)を持っている人だけだと思われます。

 

「プレイできるアニメ」という方向性は間違っているとは思いませんが、物語の要素を削ってもう少し遊びの要素を入れてくれれば、もっと幅広い層に受け入れられるかもしれません。

 

同ジャンルの名作「ドラクエ11S」や「FF7R」を超える神ゲーだとは言えませんが、ゼノブレイドにはゼノブレイドにしかない魅力がある。それが伝わっていれば幸いです。

 

ナンバリングとしてはまだ3までしか出ていない若者。

これからのゼノブレイドの進化に大きく期待できる良質なゲームでした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

やり込み要素をやり終えた頃にまた総括の記事を書きます。

 

 

 

 

ここからは攻略ですが、クラス適正を上昇するアクセについて理解・検証できていることをまとめておきます。

 

上の3つがクラス適正上昇のアクセ

 

種類は3種類で、ぞれぞれユニークモンスターを討伐することで手に入れられます。

初回討伐は確定ドロップで、あとは確率ドロップとなっています。

修道の首飾りのドロップ率はかなり低く、2個目は諦めました。

 

・学びの首飾り クラス適正が1段階上昇

アエティアエリア中部 宿探しのカーリー Lv21討伐報酬

 

・習熟の首飾り クラス適正が2段階上昇

アエティアエリア北部 岩喰いジュドーマ Lv31討伐報酬

 

・修道の首飾り クラス適正が3段階上昇

カデンシアエリア南東部 幽界のロッドシルト Lv60討伐報酬

 

アイテムのテキストには「クラス適正が上昇する」としか書かれていませんが、それぞれ1段階、2段階、3段階上昇します。

 

例えばノアが、タイオンのクラス「戦術士」にクラスチェンジした場合、クラス適正はCでかなりクラスアップが遅いですが、修道の首飾りを装備することで、3段階アップし適正がSに補正され、上昇スピードが上がります。

 

クラス適正がB以上のキャラに、修道の首飾りを装備させてもS以上のランクにはならず、成長の速度は上がらないので無意味です。修道の首飾りを装備させるなら、DかCのキャラに装備させることをオススメします。

 

このゲームの最大のやり込み要素の1つ、クラス上げに活用してもらえると嬉しいです。

 

ヘヴィザクロの集め方

ティーのクエスト(シティーの外から来たモノ)

で必要になるヘヴィザクロは、

カデンシアのヤシヤシ孤島(ランドマークあり)で集めるのが効率いいです。

 

場所はサーベイイン港から真西へ行ったところ。ヤシの木が目印の小島です。

 

ここを1周すると3個くらい収穫可能。

他の地方へのワープののち再び訪れるとリポップしているので、

それを繰り返せば目標の20個は獲得できます。

ゼノシリーズ初心者がゼノブレイド3を10時間遊んだ正直な感想

発売日の深夜0時から遊べるという幸せを噛み締めながらプレイを開始しました。

 

10時間が経過したので、初見プレイの簡単な感想をまとめておきます。

購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

 

少しばかりネタバレがありますが、それも含めて楽しんでください。

 

1 ゼノブレイド3は、ムービーが長い

序盤は特に操作する暇がほとんどないほど、怒涛のムービーが続きます。ただし、ムービーのクオリティも高いので全然苦じゃないし、物語が洗練されているのでどんどんストーリーに引き込まれてきます。

 

おまけに全てのイベントムービーはタイトル画面のEVENTS THEATERから再生が可能。好きなシーンをいつでも振り返ることもできます。

 

なんだかんだゼノブレイドシリーズは、ムービーで世界に没入させるゲームと聞いているのでこれはありがたい。この親切さに感動しました。

 

2 ゼノブレイド3は、混浴である

序盤で戦闘を終えて帰ってきて、お風呂で汗を流すというシーンがあるのですが、なんとこのゼノブレイド3の世界では男女が混浴なのです。しかもバスタオルを巻いている気配もない。

 

 

しかも男女それぞれが湯船の中で立ち上がって激論を交わすという演出まである。

「いやいや、あなた達それどころじゃないでしょう!」

このシーンを見た全ての人がツッコミを入れたであろう序盤屈指の迷シーンです。

 

この瞬間、僕の中で神ゲーが確定しました。

ドラクエの「ぱふぱふ」から36年。ゲームはここまで進化しました。

 

戦闘民族として教育されているので、異性を愛おしく感じる感情や、羞恥心という概念が育っていないのか?という考察もできなくもないのですが、後に羞恥心があるような描写も出てくる。この最大の謎も今後物語を進めると明らかになるのかもしれません。

 

3 ゼノブレイド3のバトルシステムはそんなに難解ではない

コマンドバトルともアクションバトルとも違う本当に独特な戦闘システム。

アクション要素はほぼ皆無なので、敵に一方的に蹂躙されることはないが、慣れは必要。

 

6人のキャラクターがいるので、めっちゃ難解なのでは?と身構えていましたが、操作キャラは一人でそれ以外のキャラはAIがオートでやってくれます。

 

ストーリーだけを楽しみたい人のために、オートバトルも用意されている。こちらは戦闘に入れば全て自動でやってくれます。レベル上げなんかに最適。

 

難易度もイージー、ノーマル、ハードをいつでも切り替え可能。

僕は初心者だしストーリーを早く進めたいので、イージーに設定しています。ゼノブレイド経験者の方はノーマルやハードでも全然大丈夫だと思われます。

 

戦闘後のHP回復は基本的に自動なので非常に楽。RPGにHP回復はつきものだが、35年以上遊んできて作業として飽きているのも事実。ここが自動だと他の要素に時間を使えるので助かります。全てのRPGがこのシステムを採用してほしいと思えるほど画期的。

 

ただし画面は派手だし、キャラクターの掛け声が多すぎて判別がつかない。

戦闘シーンだけでもキャラボイスをオフにしたい。もしくは戦闘シーンとイベントシーンのボイス音量を個別で調整できるとありがたい。

 

4 ゼノブレイド3は、素材集めが超快適

この手のゲームには欠かせない「素材集め」。普通はオブジェクトの近くで何かしらのボタンを押す必要があるのですが、このゲームでは通過するだけでゲットできるので、ストレスフリーです。できれば戦闘後のドロップアイテムもワンボタンで回収できるとありがたい。今後のアップデートに期待。

 

5 ゼノブレイド3は、仲間とのやりとりが楽しい

気がついたら全てのキャラに感情移入しています。声優さんのおかげでしょうね。

 

ただ、ムービーシーンの後に、ボイス無しの会話シーンに突入すると急に味気なく感じる。これだけのボリュームでフルボイスだと厳しいので仕方ないですね。

 

頑固さ、自己顕示欲の強さなど、男の悪いところを凝縮させたようなタイオンくんも徐々にチームに馴染んできたみたいで、安心しています。

 

6 ゼノブレイド3は、攻略サイトが不要

ナビゲートが優秀なのでサクサク進みます。現状攻略サイト的なものは一切見ていませんが、超快適に遊べています。これは一本道の序盤だけかもしれませんが・・・

 

だいたい10時間ほどで第3話まで来れます。

 

エルデンリングの時は、プレイ時間の半分は攻略サイトを見ていた気がします。ゲームに没頭できるという意味では、非常にありがたいです。

ゼノシリーズ初心者がゼノブレイド3購入に至った7つの理由

1 ずっとゼノブレイドシリーズに興味があったから

Switchを買う前から、ゲオの中古コーナーなどに置いてあったWiiのソフトを見ていたので興味はありましたが、手を伸ばせないでいました。ゼノブレイド2、デフィニティブエディションとSwitchでも発売。そしてスマブラへのホムラとヒカリの参戦。

興味だけが募っていって、その限界を迎えた感があります。

 

2 既存のJRPGに少しだけ飽きていたから

ドラクエやFFはプレイしてきましたが、それ以外はあまりやっていないのがライトゲーマーの悲しいところ。ほとんどのRPGは舞台や主人公が変わるだけで、勇者が世界を救う的な大まかな内容は同じ。そんなJRPGの王道に飽きていたのも事実。

 

ここらで未知の新しい風を感じたい。そのタイミングでゼノブレイド3が発売決定。

こりゃあ、やるしかないなとなりました。

 

3 哀しさと熱さを感じる物語に惹かれたから

トレイラーを見る限り、どう見ても熱い物語が展開する事が分かる。元々ストーリーの評判は良かったゼノブレイドシリーズがどんなものか自分で見極めたい。

あと個人的に、最近はドラクエ11やブレワイで感動したような体験をゲームからは得ていないので、そろそろ涙を流してもいい頃かなと。

感動ものを遊びたいのです。

 

4 絵柄が好み

フォトリアル調のゲームはあまり好きじゃない。アニメ調の中でも好きな絵と嫌いな絵がありますが、ゼノブレイドの絵はかなり好みに一致しています。

 

推しはユーニです。

声優はあの潘めぐみさん。

 

5 カタログチケットが残っていたから

10月5日で期限が切れるのですが、ずっと交換のタイミングを見計らっていました。新作だと僕が楽しく遊べそうなのはもうゼノブレイド3しかない。これは天の思し召しだなと感じています。

 

もちろん嫌々交換しているわけじゃなくて、心の底から遊びたいと思ってます。しかもカタログチケットだと定価で買うより、3700円も安く買えるわけですから。期限が切れる前のタイミングで出てくれて本当に感謝してます。

 

ちなみにもう一枚はメトロイドドレッドと交換してます。

 

6 時間を費やすなら面白いゲームに費やしたいから

任天堂のゲームにしては売り上げは地味(他が異常)ですが、ゲームが好きな人ほど高い評価を下しているゲームなので、先人たちの言葉を信じます。

 

面白いゲームに費やす時間ほど有意義な時間はない。

ゼノブレイド3はおそらくそうなるはず。

 

7 コスパが良いから

クリア時間は130時間以上と言われていますが、5000円で130時間遊べるなんてコスパが良すぎで申し訳ないと感じるほど。やり込み要素も多いみたいなので、200時間は遊べるのではないでしょうか?

 

さいごに

 

無事購入し、現在夢中でプレイしております。

ようやく第一話をクリアし、仲間が6人揃いました。

まだ4時間半のプレイですが、自信を持ってオススメできる名作です。

 

 

 

 

現時点では、こんな人に最適なソフトかなと思われます。

・アニメが好き

・青臭い物語がなんだかんだ好き

・アクションゲームは苦手

RPGのバトルが面倒だけど、物語は楽しみたい

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

tonycat.hatenablog.com

 

【クリアレビュー】Pokémon LEGENDS アルセウス おじさんにとって初めてのポケモンは、ひたすら図鑑を埋めていく超絶作業ゲームだった

 

 

アルセウス発売からちょうど半年、もう旬は去ったゲームだとは思いますが、いまさらながらクリアしました。

 

良くも悪くもポケモンをひたすら集めるゲームで、僕には合わなかった。

 

これが正直な感想ですが、ポケモン初心者なりに良いところ、悪いところを見つめながらアルセウスがどんなゲームなのかを語っていきます。

 

最後まで読んでもらえると幸いです。

 

ゲームの概要

Pokémon LEGENDS アルセウス

発売日 2022年1月28日

 

パッケージ版 6578円

ダウンロード版 6578円

ニンテンドーカタログチケット引き換え対象(実質5000円)

 

メーカー 任天堂

開発 ポケモン

プラットフォーム Nintendo Switch

ジャンル アクション / ロールプレイング

対象年齢 CERO:A(全年齢)

必要な容量 6.1GB

 

アクションとRPGが融合した、『ポケットモンスター』シリーズ最新作。

冒険の舞台は、雄大な自然が広がる「ヒスイ地方」。まだポケモントレーナーポケモンリーグといった概念もない時代の話で、この地はやがて「シンオウ地方」と呼ばれるようになります。

 

主人公の冒険の目的は、この地ではじめてのポケモン図鑑をつくること。ポケモンの生態を研究する「ラベン博士」との出会いをきっかけに、「コトブキムラ」を拠点に活動する「ギンガ団」の一員として、ポケモンの生態の調査をすることになります。

 

世界を駆け巡りながらたくさんのポケモンたちを捕まえて図鑑を作り上げていく『ポケットモンスター』シリーズ共通の遊びに加えて、新たなアクション要素が追加。

大自然に生息するポケモンたちの行動に合わせて、隠れながら近づき、狙いを定めてモンスターボールを投げて捕まえたり、バトルで体力を減らして捕まえたり、これまでの『ポケットモンスター』シリーズとは異なるゲーム性になっています。

 

また、「力業」や「早業」など、新たなバトルシステムが追加されたほか、新たに登場するポケモンや、他の地方とは違うすがたのポケモンも登場。

ポケモンたちとの新しい冒険を楽しむことができます。

 

物語の鍵を握るポケモン、「アルセウス

世界のすべてを生み出したと言われているポケモンですが、果たして、物語にどのように関わってくるのでしょうか。

Nintendo Storeより引用

 

ボリュームとやり込み度

・ゲームのボリューム(クリア時間)29時間

ストーリークリアのみ

 

・やり込み度 Minimum

図鑑登録数 129匹

イツツボシ団員

メイン任務 18個達成

サブ任務 19個達成

裏ボス未討伐

 

・没入度 Minimum

没入できた瞬間は、回避の必要なキング・クイーン戦のみ

 

このゲームの快楽ポイント

どんなゲームも快楽がないと続けることができません。

個人的快楽ポイントを紹介します。

 

ポケモンモンスターボールに収まって花火が上がった瞬間

 

 

良かったところ

イーブイがかわいい

ピカチュウしか知らないほどのポケモン初心者ですが、今作でイーブイが可愛いことを知った。コリンクヒコザルも好み。

 

・パーティー編成の自由度

バリエーションの豊かなポケモンが選び放題です。

「過去作でのお気に入りのポケモンがリストラされた」とかマニアからは色々言われていますが、僕はこれくらいで十分でした。とっかえひっかえやるにはレベル上げが大変すぎるし、キャラの把握もできません。

 

・早業と力業のシステム

攻撃力重視で行くか、攻撃回数重視で行くかを選べることによって、単調になりやすいコマンドバトルに緊張感と戦略性が生まれた。

 

・ボス戦のやり直し要素

ゲージを割った状態からやり直しできるのは非常に有り難かった。全てのゲーマーがアクションが得意なわけではないので、この仕様は初心者にとって救いになりました。

 

・程良いボリューム

クリアまで約30時間。やりこみたい人はさらに数十時間。

個人的には理想のボリュームでした。これくらいがちょうどいい。

 

悪かったところ

・セーブデータお預かり非対応

ボス戦など美味しい場所はTVモードでやって、図鑑埋めは寝転がってSwitch Liteでやりたい。これだけ作業が多いゲームだから、そういうニーズは多いゲームのはずなのに、なぜ非対応にしたのか謎。スイッチ2台持ちにとってこれはかなりの悪手。

 

・ストーリー進行のブレーキ要素

ストーリーの進行に、団員ランク要素(図鑑埋め)を強制させるのはいかがなものか。ストーリーを進めたい時に、団員ランクが上がっていないのがあまりにも苦痛でやる気を削がれた。終盤はあらかじめ必要レベルまで団員ランクを上げてから一気にストーリーを進めました。

 

・図鑑埋めの作業感

「〇〇の技を見た数」「ひこうタイプの技で倒した数」「エサをあげた数」などスマホゲームのようなミッションが興醒めだった。これをやり込みと呼ぶのか?スマホゲームの要素をコンシューマーゲームに持ち込まないでほしい。

 

・博士経由でしか村に戻れない

コトブキムラから外に出るときも同じ。わざわざ表門を経由する意味がわからない。

テストプレイやデバグをした中で、ここに不平を言う人はいなかったのだろうか?

どう考えても不便で不要な要素。

 

・文字送りの設定が謎仕様

メッセージを更新する際、前のメッセージの最後の一行が残る。これに最後まで違和感を感じていました。僕だけですかね?

 

・終始金欠

まずポーチの拡張が高すぎる。クラフト要素で節約したくても、ポーチで大金を持っていかれるのであまりクラフトの意味がない。ポケモンを乱獲しないとお金が集まらないので、お金と進行度のバランスはかなり悪く感じた。

 

・ライド状態でモンスターボールを投げられない

序盤から最後までお世話になるアヤシシ。モンスターボールポケモンに投げてなんぼのゲームなのに、わざわざ降りないと投げられない仕様が疑問。水中移動のイダイトウが可能なだけに、なおさら不便に感じた。

 

・ボタンの割り当てが不親切

+ボタンでライドポケモンの呼び出し

フィールドの移動がメインなのに、押しづらい+ボタンにライドを設定する意味がわからない。快適な移動という面ではかなりのストレス。

 

Rのアナログスティックの押し込みが空いているので、そこに+を割り当てればかなり快適になりますが、これは本体の設定。本体の設定を変えると色々面倒なので、キーコンフィグは必要です。

 

・回避後にわずかな硬直時間がある

回避の後に、回避を受け付けない時間が0.2秒ほどあり、ボス戦で苦しめられた。

厳密には回避モーションが終わるまでは次の回避ができないのですが、連続回避できるよう調整して欲しかった。

 

・ボス敵の火力が高すぎる

手塩にかけて育てたポケモンが一撃死するのを、何度も目撃することになるのが辛い。一撃死で倒すか倒されるかの単調なバトルになり楽しめなかった。戦闘バランスの調整はどのゲームも難しいとは思うが、もう少し調整してほしかった。

 

・キャラに感情移入できない

良くも悪くも異世界から来たよそ者が世界を救う話。それに対応できない庶民派の人々の言動にイラついた。終始一貫して筋が通っていたのは博士とシマボシのみ。

 

この言葉が聞けただけでも良しとしたい

向いている人

ポケモンを集めるのが好きな人

・作業ゲームが好きな人

・コンプするのが好きな人

 

向いていない人

・要領良くクリアを目指す人

・駆け引きのあるバトルを楽しみたい人

・アクションゲームが好きな人

ポケモンの世界を好きになれない人

 

好きなキャラ

この手のノリは嫌いじゃない

 

ヒナツさんは佇まいも含めて好きなキャラ

 

最後に

2022年7月17日の時点での、ファミ通での日本国内でのアルセウスのパッケージ版の販売累計数が2,271,345本。ブレスオブザワイルドが発売から5年かけて2,052,373本。

 

発売からわずか半年でスイッチ最大の神ゲーと呼ばれるブレワイを抜くほどの爆発的ヒット。任天堂eShopの2022年の上半期ダウンロードランキングも堂々の1位。申し分のない売り上げ。

 

いざプレイしてみると、クリアはできたけど全く没入出来なかった。

不思議な気持ちのままエンディングを迎えました。

 

売れているゲームと自分にとって面白いゲームは全くの別物。

そんな当たり前のことを考えさせられました。

 

僕はドラクエ世代なので、キラーマシンやゴーレムのフォルムそのものが好きなのでよくわかりますが、ポケモン世代の人たちは同じようにレントラーガブリアスのフォルムそのものが好きなのでしょう。

 

ポケモンに対する熱い思い入れがない人間にとって、このゲームを楽しむにはどうしたらいいか、考えながらプレーしていましたが、結局最後まで見つかりませんでしたね。もちろんポケモンはフツーに可愛いとは思いますけどね・・・

 

何が人をポケモンに熱中させるのか、ポケモンそのものだという結論に至りました。

ポケモンを愛でることに楽しみを感じるか。それが全て。

 

僕がキラーマシンを愛でる感覚をポケモンに対して持てた時、もう一度プレイしてみたい。

 

初めてのジャンルに挑戦するのは今年2本目。

エルデンリングで死にゲーに初挑戦。結果は大ハマりでトロフィーコンプリート。

アルセウスポケモンに初挑戦。良作止まりでやり込みはなし。

2022年の上半期、最も売れた2本のソフトを遊んだわけですが、見事に評価が分かれた。

 

その差は何だろうか。しばらく考えたい。

ここで結論を出すのはまだ早いような気がします。

 

なんでもかんでもブレワイと比較するのはフェアじゃないとは思いますが、「出せば必ず売れる」しか経験していないポケモンと、「出しても全然売れない」不遇な時代を経験しているゼルダ。辛酸を舐めたその差が出ているのかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もしかするとポケモンファンの方々には不快な表現があったかもしれませんが、温かい気持ちで見守っていただけると幸いです。